富士フイルムのカメラは、レンズ交換をして撮影スタイルを広げたいならXシリーズのミラーレス、レンズ交換なしで使いたいならレンズ一体型のX100VIが候補です。動画やVlog機能を重視する人はX-S20またはX-M5、約4020万画素センサーやフィルムシミュレーションダイヤルに関心がある人はX-T50も比較できます。機種名だけで決めず、必要な機能とレンズを含めた予算で選びましょう。
まずは撮り方から候補を絞る
| 撮り方・重視すること | 比較候補 | 選ぶときのポイント |
|---|---|---|
| レンズを交換して撮影の幅を広げたい | Xシリーズのミラーレス | レンズも含めて持ち歩きや購入費を考える |
| レンズ交換の手間を避けたい | X100VI | 搭載レンズの画角が撮りたい写真に合うか確認する |
| 動画やVlogの機能を重視したい | X-S20、X-M5 | 液晶の動きや動画機能、重さを比較する |
| 約4020万画素センサーやダイヤルに関心がある | X-T50 | 必要な機能と本体サイズなどをあわせて確認する |
この表は用途別に確認できる特徴を整理したもので、機種の順位や、誰にでも当てはまるおすすめを示すものではありません。旅行や日常の撮影では、持ち歩く頻度、撮りたい画角、動画を撮るか、レンズ交換をするかを先に考えると候補を絞りやすくなります。
XシリーズとGFXシリーズの違い
富士フイルムはデジタルカメラを「Xシステム」と「GFXシステム」に分けて案内しています。Xシステムは小型・軽量なミラーレスシステムとして紹介されており、日常撮影や旅行向けの候補を探す場合は、まずXシリーズから見ていくと比較しやすいでしょう。富士フイルム「Xシステム」
GFXはラージフォーマットのミラーレスシステムです。富士フイルムによると、センサーは43.8×32.9mmで、35mm判の約1.7倍の大きさ。対応レンズはGマウントのGFレンズです。富士フイルム「GFXシステム」
XとGFXはシステムやセンサーの大きさが異なります。ただし、センサーサイズだけで写真の仕上がりの優劣や、自分に合う機種が決まるわけではありません。撮影内容、必要な機能、レンズを含めたシステム全体の予算を合わせて検討してください。
交換レンズ式とレンズ一体型、どちらを選ぶ?
レンズを交換して撮影内容に合わせたい人
交換レンズ式のXシリーズでは、撮りたい内容に合わせてXマウントの単焦点レンズやズームレンズを選べます。旅行先の風景、日常のスナップなど、撮影する場面に応じてレンズを使い分けたい人に向く選択肢です。
一方で、カメラ本体だけでなくレンズも持ち歩くことになります。購入時は本体の価格だけで判断せず、使いたいレンズを含めた費用や、持ち運ぶ機材の大きさも考えましょう。Xシリーズには交換レンズ式のミラーレスだけでなく、レンズ一体型カメラも掲載されています。製品一覧や販売状況は変わることがあるため、購入前に公式ページで確認してください。
レンズ交換をせずに使いたい人
レンズ交換の手間を避けたい場合は、レンズ一体型のX100VIが候補です。搭載レンズは23mm F2.0で、35mm判換算で約35mm相当。質量はバッテリーとメモリーカード込みで約521gと掲載されています。フジフイルムモール「Xシリーズ」
レンズ一体型は、購入後にレンズを選び直す必要がない一方、交換レンズ式のようにレンズを付け替える使い方はできません。搭載レンズの画角が普段撮りたい写真に合うかを考えてから選びましょう。重量などの仕様や販売状況は更新される可能性があるため、購入時に製品ページを確認してください。
X-S20・X-M5・X-T50を用途別に比較
動画やVlogも撮るならX-S20
X-S20は、動画撮影やVlog関連の機能を重視する人が比較できる機種です。紹介されている機能には、6.2K/30P動画、バリアングル液晶、Vlogモード、大容量バッテリーがあります。機種紹介記事
自分撮りや動画撮影の構図を確認したい人は、液晶の動きや動画機能を仕様比較で確認しましょう。ここで挙げた特徴だけで、別の機種より総合的に優れているとは判断できません。静止画と動画のどちらを多く撮るか、撮影中に必要な操作がしやすいかを軸に考えると選びやすくなります。
軽さと動画機能を重視するならX-M5
X-M5は、富士フイルムの発表で、バッテリーとメモリーカード込みの質量が約355gと案内されています。また、6.2K/30P 4:2:2 10bitのカメラ内記録や、9:16ショート動画モードも紹介されています。富士フイルムの発表
軽さを重視する旅行や日常撮影に加えて、縦型の短い動画も撮りたい人は比較候補にできます。撮影に使うレンズを装着した状態の持ち運びやすさも大切です。公表されている本体の重さだけで決めず、使いたいレンズを含めて考えましょう。
センサーや操作ダイヤルに関心があるならX-T50
X-T50は、約4020万画素のセンサーとフィルムシミュレーションダイヤルを備える機種として紹介されています。機種紹介記事
フィルムシミュレーションをよく使う人や、画素数などの仕様を比較したい人は候補にできます。ただし、画素数やダイヤルの有無だけで、自分の撮影に最適かどうかは決まりません。必要な機能に加えて、寸法や質量、手ブレ補正、動画機能なども見て判断してください。
旅行・日常撮影で迷ったときの確認順
候補が複数残ったら、次の順番で考えると整理できます。
- レンズ交換をしたいか決める。 撮影内容に合わせてレンズを変えたいなら交換レンズ式、交換の手間を避けたいならX100VIを比較します。
- 静止画と動画の比重を決める。 動画やVlogを重視する場合は、X-S20やX-M5の機能を確認します。約4020万画素センサーやフィルムシミュレーションダイヤルに関心がある場合は、X-T50も候補に加えます。
- 持ち歩き方を考える。 本体だけでなく、使うレンズを装着した状態の大きさや重さが、普段の撮影に合うかを検討します。
- 仕様を同じ項目で比べる。 手ブレ補正、連写、動画、バッテリー、寸法、質量など、撮影に必要な項目を選んで比較します。
- 本体とレンズを合わせた予算を決める。 交換レンズ式は必要なレンズも購入費に含め、キットを検討する場合はセット内容も確認します。
購入前は公式の仕様と価格を確認する
富士フイルムの公式仕様比較ページでは、レンズ、記録メディア、ファインダー、手ブレ補正、連写、動画、バッテリー、本体寸法、質量などを比較できます。気になる機種を選び、自分の撮影に必要な項目を中心に見比べてください。
価格を比べるときは、購入時点の公式販売ページで、価格だけでなくボディ単体かレンズキットか、どのレンズが含まれるかを確認します。本体価格だけを並べても、必要なレンズやセット内容が異なれば、実際の購入費の比較にはなりません。価格や販売状況、仕様は変わることがあるため、購入直前の情報を基準にしましょう。
まとめ
富士フイルムのカメラは、まず「レンズを交換するか」でXシリーズのミラーレスとX100VIを分けて考えると候補を絞れます。動画やVlogを重視するならX-S20・X-M5、約4020万画素センサーやフィルムシミュレーションダイヤルに関心があるならX-T50も比較対象です。
機種の特徴だけで決めず、公式比較ページで手ブレ補正や動画、寸法、質量などを確認し、必要なレンズを含めた予算で選びましょう。
